FC2ブログにてたびたび話題として書いてきた「結婚したい人」こと義兄の恋人、と義兄がとうとうこの4月結婚しました。
はっきり決まったのが先月のニュピ(今年は3月18日)ごろだったでしょうか。
もちろん恋人の熱烈な結婚願望もあったとは思いますが、周囲の村人からの圧力というのもかなりの影響力だったようです。
今時何を言ってるの?と思われるかもしれないですが、結婚していない男女の同棲のような行為は村の中では不浄な行為として一部の方々にたいそう嫌われます。
そのような穢れが村全体をもけがすらしい。。。
結婚式という行為が男女の結びつきを公式でポジティブな方向へ変換させるわけです。
それをしない以前の男女の関係は動物的ととられられるわけです。
村ではまだまだ、人間は結婚をしてこそ一人前、そして子供を産み育てるがための結婚です。
バリ人の結婚式は1カ月ほどの時間をかけて段階的に行われていきます。
なぜがその間ずっと満室、そして史上初の人口密度だったホームステイと義兄の結婚式を両立させるのは至難の業だったわけですが、、
今月18日無事2人は結婚しました。おめでとう!
私はかなり長い間、学生だったんです。
もう学生生活もここら辺りで終わりにしようと思っていた頃、長野県の木曽郡に住んでいました。
そこで学んだのは、日本人と自然の愛あるかかわり。
同じころバリに数回目の旅行に来た時、もっと強烈なそれをウブドで感じたんです。
バリ人と自然との愛あるかかわり。
日本人のお客様は男女問わず虫がダメな方が多いんです。自然は大好きだとしても。
日本の家の機密性が高いことや、便利な殺虫剤などの恩恵を受けた世代。
自分もそうでしたから、虫がダメになる気持ちもわかります。
直接クレームになったことはないですが、虫と出会ってパニック、そういう場面はありました。
バリの場合は、家に機密性はないし、もとジャングルだったところに勝手に人間が家を建てたんだから、しかも動物や昆虫たちはやたら元気で(バリ人のお供えを食べているから!?)。
でも闘う対象ではないんです。
ゴキブリ、これはもちろんお部屋にいたらいやですよね。
うちの周辺のゴキブリは日本と違って家の中に住みついているわけではありません。
ふだんは鬱蒼とした藪の中にいるんだと思います。
それが、雨など降った後に乾いた場所を求めて部屋へ侵入します。
うちにもたまーに現れます。でも常日頃から部屋にいるわけではありません。
私は動じなくなりましたが、とはいえ、素手ではつかみませんが、手早く退治できます。
雨季といえばラロン(ドゥダル)。
夜に一時的に発生して電灯に集まり、羽根を落として死ぬ白アリの一種です。
羽根もあるし大きいので、アリだとわからないかもしれません。
大発生に遭遇したら、知らない人にとっては忘れられない経験になるでしょう。
対処の仕方があるんですが、初めてだと戸惑いますよね。
この白アリが出たら電灯を消す、それだけなんです。暗い中で1時間ほど待つだけ。
外の電灯にたかっているラロンがいなくなったら、また電灯をつければいいんです。
それだけで不快な思いをしなくて済みます。
私にとっては不快害虫というよりも、羽根の掃除がふわふわ飛ぶから大変だなーぐらいの虫でしかありません。
チチャ(ヤモリ)も、バリの建築は隙間だらけなので、家の中にも侵入します。
これはもう、ダメならバリに来ない方が良いのでは!?と思いますねー。
お顔がカワイイと思えれば、もう問題ないです。
扉を開けると上から落ちてきたり、隙間にはさまって死んでいたりする、間が抜けたところのある生き物です。動きが今一つ素早くありません。
どこにでもいるので、お部屋に1人でいたとしても、あなたは1人ではありません。
チチャがあなたと共にいてくれていることでしょう!?
放し飼いの飼い犬、猫、鶏、あひる、豚、アリ、トカゲ、カエル、トッケ―、グリーン・イグアナ?、リスやネズミ、コウモリ、
たくさんの生き物が共存しているバリの村です。
どの生き物も最初とんでもないお邪魔虫に感じるかもしれませんが、放っておける、尊重できるようになればあなたもバリ人の仲間入り!?
ここでは自然はお友達です。
私はバリのパワーあふれる豊富な自然が、お客様にもきっと何かを気付かせてくれると思っています。
2017年前半はなかなか忙しい日々で、箱だけ作った3部屋目の室内設備の準備にもとりかかれず。
裏の田んぼの買い取りの話もそこの家族間の問題で進まず。
何かが進んだようで全く何も変わっていない状況です。
そんな中、昨年のこの時期に来て下さったフランス人のSさんのお友達Cさんが来て下さいました。
素敵な方のお友達は、やっぱりとっても素敵な人で、またお会いできることを心から願っています。
Sさんはローフードシェフの資格をバリで取ったほど、ローフードを愛する人です。
そのお友達Cさんも、ニュージーランドでローフードのお店を経営しており、ウブドでロー・ビーガン・べジのお店が大競合していることをSさんを通して知り、探察にやってきたとのことでした。
どこの国でもここまで、狭い範囲にこのようなお店が揃っているという状況は珍しいことのようです。
しかしながら、10年前には見たこともなかった、このような健康志向のお店は、けっこうな料金を払わなければ食べることはできません。
屋台のローカル料理で過ごしていた15年前が懐かしいですが、この状況、ただの流行で終わらないですむのでしょうか?
こちらはホームステイから徒歩5分のMoksa。
卵も乳製品も使わない驚きのロー・ヴィーガン・ヴェジタリアンフードです。
お味はしっかりと付いていて大変おいしくいただきました。
5月に3階のお部屋ができてからというもの、日本一時帰国などもありましたが、ルーム1も2もたくさんのお客様に利用していただきました。
3階のお部屋ができてから、はっきり増えたなと思うのは日本人のお客様。
6~7月は日本人のお客様でにぎわいました。
お客様がお客様を紹介してくださることも多々ありました。
8月に入ってからは一変。
今年に入って2回目の長期滞在のリピーター、フランス人のSさんや、その他国籍はいろいろ。
総じて見るとドイツ人の女性は結構多いかな?と思います。
ここに来る白人さんは全員ヴィーガン、もしくはヴェジタリアン。
観光客が及ぼすバリの環境への影響などにもとても敏感な方々です。
そんなお客さま方から教えていただいたことなど参考にしつつ、朝食メニューや客室のアメニティの新案を練っています。
現在、小さな修繕工事から、新棟の2階のお部屋の工事へと発展しましたので、ルーム1のみ営業しています。
新しいお部屋は今までとはかなり違って、むしろ普通の部屋となるのかもしれません。
2室のキッチンなしのお部屋が新たに完成する予定です。
予定では年内完成を目指しています。
作り続けていた3階のお部屋、4月に入ってやっと完成しました。
昨年の8月ごろから始まり、なんとかかった期間は9カ月!
こんなに時間がかかった原因の一つは職人さんです。
なんとほとんどの工程を一人で作りました。
というのもこのジャワ人の職人さんは完璧主義(かといって仕事が完璧という意味ではありません)な上、雇った助手の給料を出し惜しみするのでなかなか助手が安定して付いてくれない。
そして何度もこの職人に辞めてもらい別の職人を雇いたかったのに、最後まで我慢してつきあった夫。
夫の責任も大きいと思います。(苦笑)
ともあれ無事完成いたしました。
このお部屋はテラスからの眺め、風通しも良く、お天気の良い日には東側にくっきりとアグン山も見える魅力的なお部屋です。
多くのお客様のご利用をお待ちしております。
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